テント生地を使ったカーテン工事

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積込み前の下屋部分を、快適プラットホームへ。
テント生地を使ったカーテン工事

倉庫などの下屋部分は、製品出荷前の置場としては最適なのですが、周りに何もない為、雨、風、埃の影響を直接受けます。

そんな下屋スペースを、雨、風、埃の影響を受けず、尚且つ建築法、消防法にも違法がない形で快適に仕切れます。

※下屋部分は建築面積に入っている為、構造物設置には建築法、消防法に基づいた工法で製品を設置しなければなりませんが、こちらの方法は、製品(国土交通大臣認定品)、工法(固定ではなく可動式の為不燃材は使いません)のため問題なく設置可能です。

今回使用のシートは、テント倉庫用のウルトラマックス U-26(わさび色)です。
こちらのシートの仕様は、防炎性(国土交通大臣認定)UVカット、吸水防止になります。
耐久年数は約10年です。

テント生地を使ったカーテン工事の画像2

施工手順:特色

下屋部分の鉄骨に、溶接を使わない専用金具を使用してカーテンレールを設置します。

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テント生地を使ったカーテン工事の画像4

この方法により、従来は鉄骨下地を溶接してからレールを固定していた工法が、専用金具を使いレールを固定するので下記のようなメリットがあります。

  1. 溶接で柱を固定しない為、建屋に痛みが少ない。
  2. 賃貸物件の場合、現状復帰が容易に出来る。
  3. 下地工事がない分、付帯工事費が大幅に下がる。
  4. 溶接工程後の塗装工事がなくなる分、仕上げ工事が大幅に下がる。
  5. もろもろの付帯工事がなくなるので、工期が短縮される。

レールが取り付いたら、ランナーを入れカーテンを吊り込みます。

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テント生地を使ったカーテン工事の画像6

今回使用のレール、ランナーはD40アルミレール、D40ワンタッチランナーです。
従来の鉄製ハンガーローラー、ハンガーレールに比べて、軽くスムーズに開閉します。

下屋部分最大のポイント!風で開かないための間仕切りポール仕様

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ポール1本1本に落とし棒を設置し、受座に差し込みます。

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開閉を確認し完成です。

テント生地を使ったカーテン工事の画像10

開口寸法・仕様

寸法 W20,000xH3,800 両開き
シート ウルトラマックス U-26
金物・レール D40アルミレール
ランナー D40ワンタッチランナー
風止め 間仕切りポール両開きセット、中間ポールセット、落とし金具受座
製作納期 2週間(実動)、工期:2日間

金物に鉄は使っておらず、すべてアルミの為耐久性も大幅に上がりました。
お好みにより、カーテン内に明り窓を取付ける事も可能です。